I hope you're having a good day.
6月2日の日曜日、英検一級一次試験を受けに池袋の立教大学に行きました。
リーディングの最初の長文問題のタイトルを見て、ときが止まりました。
「Gentrification」
これはラッキー。Gentrificationといえば、ビジ英でたびたび題材になるテーマです。
これはいただいたも同然の問題、とばかり楽しく読むことができました。
以前よりビジ英には英検一級レベルの単語が出てくると思っていましたが、今回のGentrificationの出題により、ビジ英と英検一級にはテーマの親和性もあるということがわかりました。
ところで、英検一級を受験し続ける意味とは何でしょうか。
一回受かったから、もう卒業でいいじゃないか、そういう考えもあります。
運転免許の試験で満点を取るまで受け続ける人はいないわけです。
今回より英検一級は受験料が値上げされましたが、そんなお金をかけてわざわざ受けるものなのか。
単語テストはアプリで作れるし、長文もネットに転がっていて好きなだけ読める、リスニング音源もネットにいくらでもある。
それなのになぜ、9千円超を払ってまで試験を受けるのか。
ところで、今回、リスニングの最後の問題を終えた時に感じたあの解放感。
何かに似ているなと思ったのですが、ハーフマラソンを終えた時の感覚と同じでした。
マラソンのレースに対しても同じことを思っていました。
ただ走るだけなのに、あの人たちは、なぜ参加費を払ってまで走るのだろう。近所を走れば、ただではないか、と。
昨年末、自分が初めてハーフマラソンに出て完走した時に感じた、あの苦しみながらもやりきったという解放感。これか、と。
今回の一級受験の後に感じたものと同じだったのです。
これを人はMというのでしょう。
TOEICや英検を受け続ける人はM、ということで〆させていただきます。
真面目な話、英検の結果にスコアが出るようになって以来、スコア向上を目指す私のような人がリピーターとなっているのかもしれません。日本英語検定協会のマーケティングの勝利です。
次回の一次試験は10月、もう次の一次試験対策は始まっています。
【音声アプリ・ダウンロード付き】2019年度版 英検 1級 過去6回全問題集
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最近の旺文社の過去問問題集は音声ダウンロード付きになっていてCDを別に買わなくてよくなってます。
★ミニフランス語講座
今回の英検一級 大問2の2問目は、Film Noirというタイトルで、これはフランス語で「暗い映画」という意味になります。
そう、フラ語では形容詞を名詞の後に書くのが基本なのです。これは驚きでした。
Bonne journee!
★undertaking, 事業、仕事
Nancy, I hear you're helping some friends start a new restaurant here in New York. That sounds like quite a major undertaking.
★patronize, (店などを)ひいきにする[よく利用する]
That explains why the quality of service has been declining at some of the dining establishments I patronize.
★change of scene, 目新しさ、状況の変化、場の転換
They're shared offices that are popular with freelancers, small companies and other people who want a change of scene.
★harried, 悩める、苦境にある
Many harried office workers don't have time for a proper lunch, either.
★glorified, 飾った、美化された、実際よりよく見せた
It shouldn't look like a glorified cafeteria.