2009年10月アーカイブ
北京の世界遺産の頤和園(いわえん)に行った話を
前回しましたが、ここは中国の人にとっても観光地の
ようで、多くの観光客がいました。
グループ旅行の集団は迷子にならないように
同じ色の帽子をかぶっています。
赤や黄色の帽子の集団があちこちに見られました。
送信者 ドロップ ボックス |
北京への出張から無事戻りました。この話は次回に
まわすとして、今回は、delegating authorityについて
のお話です。
今回のビニエットで、delegating authority(権限の委任)
がリーダーに必要な決定だという話がありました。
そのとおりで、部下に適切に仕事を任せるのはリーダー
またはマネージャーの重要な仕事です。
偶然ですが、マイコミジャーナルに、権限の委任に関する
記事を書きました。
U.S.News & WORLD REPORTの「部下に仕事を任せる際の5つ
の間違い(原題: 5 Ways Managers Fail at Delegating)」
という記事の紹介なのですが、はてなブックマークで
600個に迫るはてぶが付くという、私にとって最高の人気記事
になっています。
部下への権限委譲という話題は、日本人の読者の心を
つかんだのでしょうね。
ぜひ、お読みください。そしてよろしければ
ご感想をお寄せください。
ご感想はこちらからどうぞ。
http://journal.mycom.co.jp/news/2009/10/16/008/index.html
世界の歴史の知識と英語を身につける
植田 一三, 深谷真佐江, 大平剛, 上田敏子(著)
という本を著者のお一人、上田さんより献本いただきました。
この本は世界史と英語を同時に学べてしまうという
優れものです。
私は高校のときは日本史だったので、世界史は
ほとんど知らずに今まで来ました。
そのためか、海外のニュースを見るときなど、
その歴史的背景や、何百年にもわたる民族間の
関係などがわかっていれば、よりよく理解できるだろう
と思っています。
「ニュースの背景知識としての歴史」、
これが私には欠けているのです。
例えば、イスラエルはなぜあれほどもめているのかが
わかっていないので、いつも戦争をしている、という
イメージしか持てないわけです。
本書は、ヨーロッパ、中東、アメリカ、アジア、アフリカ、
オセアニアの歴史と文化をカバーしているので、主要な
世界史の大部分をカバーできます。400ページに渡る大作です。
また、この本は各項のタイトルが読む気を誘います。例えば、
「民主主義の意義」を理解するには、
「古代ギリシャ」を知らねばならぬ!
「EU」を真に理解するには、
「フランク王国」を知らねばならぬ!
現代のヨーロッパの秩序を真に理解するには、
第一次世界大戦を知らねばならぬ!
現代社会の宗教紛争を真に理解するには、
「イスラーム教の成立」を知らねばならぬ!
どうですか?知りたくなるでしょう?
付録の「絶対覚えておきたい!世界の固有名詞600」は
カタカナ発音との違いを発見できます。
また、付録CDに収録されている世界遺産の旅は、
その土地土地に興味を沸かせてくれました。
本文のところどころに英語でこう言う、という説明が
ちりばめられているので、世界の歴史と英語を学びたい方に
おすすめです。