1.身の回りのこと
先日、ある講演会を聴講しまして(杉田先生ではありませんよ!)、そのQ&Aコーナーで学んだことをシェアします。
最初の人の講演者への質問が難しかったためか、講演者の先生は「私はいつも学生に言っているのだが、講演での質問は講演者が困らないようなものにすること。これはエチケットである。」と言いました。もちろん冗談ぽくですが。
2番目の人の質問が曖昧としたものだったためか、講演者の先生は「これも学生に言っていることだが、質問の際は自分の意見を述べること。その意見に対して反応することができる。漠然と聞かれても質問者の理解度もわからず、適切な回答が選べない。」と言いました。そうは言いながらも答えてくださいましたが。
例えば「英語ってどうやったらうまくなるのでしょうか」という質問は、回答者は困ってしまってわんわんわわんとなります。質問者がこれまでどのような英語の勉強をしてきたのか、どう苦労しているのかがわからないと答えようがないわけです。ですから「実践ビジネス英語を毎回聞いているのですが、いっこうに上達しません」という質問なら「ビニエットを10回音読しましょう」と答えられるわけです。
愚かな質問はない、あるのは愚かな回答である、という格言がありますが、愚かな質問はあったのです。(キリッ
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2. 英語に関するあれこれ
実践ビジネス英語を聞いているだけという方にお勧めしたい手っ取り早い勉強法が音読です。
先日から始めた音読マラソンが3週間を経過しました。3週間で習慣化するという本もありますとおり、音読が日常生活に組み込まれたことを私は今感じています。次のような感じで音読を行っています。
(1) ボスマスター(トークマスターで有名なサン電子の製品で据え置き型のもの)を使い放送を予約録音。木曜日からメルマガ執筆開始。同時に穴埋め問題を1日あたり数問作成。
(2) 放送の翌週から前の週の音読を開始します。
(3) 朝、出勤前、パンが焼けるまでの13分間、指定ビニエットを5回音読(実際は13分では収まらない)。
この際、日本語を読んで、英文を読む、または日本語を黙読し頭に入れてから英文を読むなど、意味を理解しながら読んでいます。そうしないと念仏を唱えることになってしまいます。
(4) 夜、帰宅後、穴埋め問題を実施。作成後数日経っているので問題自体は覚えていません。自己採点し、間違えたら、さらに5回音読。
(5) facebookのグループに問題を投稿(午後10時から11時くらい)。次の日に音読するビニエットを指定します。
ここで音読マラソンに参加しているメンバは「いいね」ボタンをクリックします。今のところ5人くらいでしょうか。またコメントに感想を書きます。これらが私のモチベーションになりますのでひとつよろしくお願いします。
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このようなルーチンにより、2週間の間に合計でビニエットあたり20回〜30回は音読をしています。
音読の効果ですが、10回を越えるあたりからビニエットの英文が馴染み深いものに変わってきます。30回音読しても暗記まではいきませんが、だいぶ、なじんでくることを感じます。
こんな音読マラソン、参加したい方はメルマガの下の方の★骨しゃぶの歩き方 4へ!