2015年6月アーカイブ

米国赴任113週目が終了。

先日、Amtrakの食堂車でtravel companionと楽しく会話をしていた時に前に座っていた女性から、日本のどこの生まれかと聞かれたので、ナガサキだと答えたところ、別の男性がこう言いました。

We bombed. 

ほお、原爆を単に爆弾(bomb)と表現するのかとその時は思いました。

今日、会社のカフェテリアで上司(典型的なアメリカ人)から、もにゃもにゃhail from?と聞かれれました。

ほお、hail fromは、どこの出身かという意味だけど、実際に聞いたのは初めてだなと思いながら、こう答えました。

Nagasaki. You bombed. 

新たに学んだ表現を、実際に使ってみたわけです。

上司は、日本人は原爆を落とさないと降伏しなかったから、などとどこかで聞いた正当化をしていました。

まあそれはいいとして、話はフクシマに変わり、今フクシマはどんな状況なのかと聞かれました。

ええっと、氷の壁を作って汚染水を食い止めようとしている、ということを言いたかったのですが、氷の壁のことを、ice wallと言っても、テーブルの皆はポカンです。

そう、 ice wallでは本当に「氷の壁」になってしまうのですね。実際はfrozen soil(凍土)が正しいのですかね。

あんなにポカンとされたのも久しぶりでした。英語のできない日本人ここにあり。

PS どこの生まれかを聞くのは、会話の糸口として万国共通で有効なのですね。 
米国赴任112週目が終了。

最近、子供向け伝記を読んでいます。英語の感覚をつけるにはreadingを重視したいという趣旨です。

アメリカ人の伝記が多いですが、世界の歴史との関連も垣間見えて興味深いです。

この伝記本ですが、異なる出版社から似たような内容のシリーズ本が出ており、一つは「Who is (was) 誰それ」シリーズ。
今、手元にあるのは、Who was Loura Ingalls Wilder? 大草原の小さな家のモデルの人でしょうね。実話だったのですね。

もう一つのシリーズは「I am 誰それ」シリーズ。今、手元にあるのは、I am George Lucas。

最近、読み終えたばかりの本が、 Who was Jesus? そう、イエスキリストの伝記です。キリスト教のことは何にも知りませんので、勉強になりました。

キリストが起こした奇跡についても書かれていますが、それらは全てaccording to the Gospel of Markなどと、福音書にはこう書かれてあるという構成になっています。Gospelには福音書という意味もあるのですね。音楽のことだと思っていました。

先週、イスラエルにある「パンと魚の奇跡の教会」が何者かに火災にあったというニュースがありました。この奇跡もこの伝記で触れられていたので、このニュースを身近に感じました。


多読向け教材には伝記が私には合っているようだ、という話でした。

米国赴任111週目が終了。

spelling beeコンテストをたまたまテレビで見ました。

全米各地の予選を勝ち進んできた13歳から15歳くらいの子供が、単語のスペルを競い合う全国大会でした。

単にスペルを当てるのではなく、色々な質問をしてよいことになっていました。

例えば、その単語の定義は何か? 語源となった言語は何か? 例文は? 他に発音はないか? などなど。

ドイツ語が語源の場合は、それなりのスペルの特徴があるので、その知識を活用するというワケです。

出場者は、やはりインド系が多かったです。日系の子供も一人いました。

不正解になると、壇上から去らなければならないのですが、ステージ脇にあるソファに座らされ、家族が寄ってきて、なぐさめられるという図式までが放送されていました。
米国赴任110週目が終了。

先週に引き続きアメリカの長距離鉄道Amtrakの話です。

Amtrakには食堂車があり、朝昼晩とフルメニューがサービスされます。食堂車が夢だった私は大満足。

Amtrakの食堂車ではcommunity seatingと呼ばれる方式を取っており、4人テーブルに4人ずつ相席になるように席が指定されます。

つまり、ひとりで旅行していても、見知らぬ他の3人と相席になるわけです。

日本だと気まずい沈黙が続きそうなところですが、さすがアメリカです。その場限りの人たちと楽しく会話をするのです。

私にとっては英会話のよい練習の場ともいえます。昔何度か行った英会話喫茶を思い出します。さあ、話しなさい、という状況が設定されているのですから。

あるランチの時は、私、夫婦連れ、そして別の男性という4人テーブルでした。その夫婦がソルトレークシティの話をするのですが、モーメン、モーメンというのです。

ははーん、moment の t が脱落しているのだなと思いましたが、momentでは話が合いません。

そう、mormon モルモン教のことだったのです。ソルトレークシティはモルモン教の街、そこのモルモン教の合唱隊が素晴らしく、テレビ中継もされるみたいなことを言っていました。

mormonという言葉を英語で聞いたのは初めてだったので、聞き取れなくてもしょうがないですよね。。

mormonの発音はこちら。

momentの発音はこちら。

最後のtを脱落させると、mormonに似ています。

米国赴任109週目が終了。

実践オフィス英語の時間です。

Honda-san, please concur with (organization name)'s proposal before I answer them. Thank you, (sender's name)

というメールがきたので、concurの意味を調べた上で、

I concur.

と答えておきました。

concurは、agreeのかたい表現のようです。


皆さんはネブラスカ州、アイオワ州の位置をご存知ですか。私は知りませんでした。先週までは。

先週、サンフランシスコからシカゴまでの54時間の列車旅をAmtrakのCalifornia Zephyr号でしました。カルフォルニア州、ネバダ州、ユタ州、コロラド州、ネブラスカ州、アイオワ州、イリノイ州という行程でした。

そういうわけで、ネブラスカ州、アイオワ州の位置関係が体感できたというわけです。

この路線はAmtrakの長距離路線の中でも美しさでは上位にあり、特に前半のカルフォルニアからコロラド州のデンバーまでが美しいとされています。カルフォルニアのシエラネバダ山脈、コロラド川の渓谷が見所でした。

ユタ州ではプレーリードックが駆け回る草原の数十マイル先にアーチーズ国立公園のアーチも見えました(双眼鏡が役に立ちました)。

デンバーからシカゴまでは平地が続きます。ただ、アイオワ州とイリノイ州の州境のミシシッピ川は非常に幅のある川で圧巻でした。

日本では味わえない長距離列車の旅を堪能できました。

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