2015年2月アーカイブ

米国赴任94週目が終了。

San Franciscoの対岸にOaklandという市があります。Oakland Athleticsというメジャーリーグのチームがある街ですが、ここにあるCat Town Cafeに先日行きました。

CBS SF Bay Areaの2/13/15付けの記事「How An Oakland Man Created The Nation's First Cat Cafe」( http://goo.gl/hUzpuw )でも取材されています。

現在アメリカには、ここオークランドとニューヨークに常設の猫カフェがあり、ワシントンDCとサンフランシスコでも計画があります。サンフランシスコのほうはずいぶん以前から計画があるのですが市当局の許可を取るのに時間がかかっているようです。

アメリカの猫カフェの特徴は、すべて保護猫であり、訪れる人は単に猫と遊ぶ人もいれば、猫を引き取ることもできるということです。

日本の猫カフェにも保護猫カフェというものはあるようですが、ここアメリカでは猫カフェは今までのところすべて保護猫カフェであるようです。

さて昨年10月にオープンしたばかりのCat Town Cafeの人気は凄まじく、週末は予約をしないと入れません。一度、予約なしで行って入れず、日を改めて予約してようやく入れました。

料金は一人10ドルで1時間。コーヒーなどを買って持ち込むことができます。

さて、猫カフェの中は日本のそれと同じです。日本の猫カフェをお手本にしているのでしょう。

サンフランシスコに来られた際には、オークランドに足を伸ばして猫と戯れてみるのもいいかと思います。

4月にいよいよオープンと報じられている(http://goo.gl/SpRaQN )サンフランシスコの猫カフェも待ち遠しいです。

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米国赴任93週目が終了。


最近、The Sixth Extinction : An Natural Historyという本を読んでいます。

洋書ファンクラブで、2014年「これを読まずして年は越せないで賞」でノンフィクション部門賞、および大賞を受賞したのを見つけたのがきっかけです。

この本は、現在の地球は生物の第6絶滅期にあるのではないかという警告の本です。

現在、第一章のカエル、第二章のマストドン(ゾウに似た恐竜)を読み終えようとしているところです。

Kindle版で読んでいます。紙の本の65%オフで570円とお得でした。

iPadのKindleリーダーで読んでいましたが、手に持つと重くて重くて。小さいサイズのタブレットを買おうかと昨晩から物色を始めたのですが、ほこりをかぶっている古いKindle端末を持っていたのを思い出し(これは非常に軽い)、これからはそちらで読もうと思っています。

Kindle版のいいところは、ヘザーさんも番組で言っていたかと思いますが、検索です。カエルの章でBdという単語が出てきて、検索してみると数ページ前に出てきた単語でした(Bdはfungusの一種)。あと、人の名前もすぐわからなくなるので検索で確認できて便利です。

もう一つは文字のサイズを大きくできるところです。英語の本はフォントのサイズが小さいことが多く、老眼にはそもそも優しくないのに加え、例の網膜剥離を患った右目がまだ十分に復活しておらず、手元の文字は左目のみで見ている状態なのです。大っきなフォントにできる電子書籍は最高です。

話は変わりますが、San Franciscoの対岸にOaklandという市があります。Oakland Athleticsというメジャーリーグのチームがある街ですが、ここにあるOakland Museum of Californiaに先日行きました。

ふと、美術館、博物館系に行きたくなったので。The Sixth Extinctionを読み始めたから、なにげに博物館に行きたくなったのかもしれません。。

ここは素晴らしく、おすすめです。Calforniaの歴史を学べるフロアと、自然科学を学べるフロアが特に素晴らしかった。展示が体験型になっているのです。

自然科学のフロアで、なんとThe Sixth Extinctionの本が展示(というか、読めるようになっている)されているのを見つけました。マストドンの臼歯も展示されていました。

博物館もオススメしているこの本、あなたも読んでみませんか? サイエンスが好きな方にはおすすめです。



The Sixth Extinction: An Unnatural History
米国赴任92週目が終了。

1月30日に、Fred Korematsu DayのイベントにSan Franciscoまで行ってきました。Fred KorematsuはCalifornia州 Oakland出身の日系アメリカ人で、第二次大戦中に日系人がキャンプに収容された際、それを拒否し、後に逮捕され、人権派弁護士とともに、最高裁判所までアメリカ政府と闘いましたが破れ、キャンプに収容されました。

戦後、その判決は違憲であったと新たな判決が下り、1998年にFredはクリントン大統領からアメリカにおける民間人への最高の勲章であるPresidential medal of freedomを受けました。このようにcivil rightsのために闘ったactivistとしてアメリカで有名な人のようです。2005年没。

California州ではFredの誕生日である1月30日をFred Korematsu Dayと制定し(名前にアジア系アメリカ人が冠されるのは初めて)、今ではアメリカの全ての州でこの日が制定されているとのこと。祝日にする働きかけも行われているようです。

没後10年のこの日のイベントでは地元の小学生の演じるFred Korematsuの一生の劇も上映され、観客の大きな拍手を呼んでいました。

この日のスペシャルゲストは、スタートレック俳優のGeorge Takeiでした。私は実はこの人を見に行ったというのが正しいのですが、Georgeも戦争中はキャンプに収容されたそうです。

Q&AセッションでGeorgeは、収容キャンプでは正月のお祝いや、餅つきをおこなったというエピソードを披露していました。会場にはGeorgeのhusbandであるBrad(Georgeのスケジュール管理をしているそうです)も来ており、観客の拍手を受けていました。

戦争相手国の日本を祖先に持つ日系アメリカ人を差別することは誤りだったと公式に認めたアメリカですが、現代も似た状況にあるとGeorgeは言います。アメリカはテロと戦っているが、アメリカに住むイスラム教徒への差別はおこなってはいけないと。

 

A Racial Void -- What George Takei Taught One Asian American About Fred Korematsu

posted by Randall
米国赴任91週目が終了。

今週で本メルマガの発行が10周年となりました。日頃のご愛顧ありがとうございます。
本番組が続く限りは続けていきたいですね。


さて、今週は日本でKindle for PCという名のソフトが使用可能になりました。

Windows PCにこのソフトをインストールすると、amazon.co.jpで購入したKindle本がPCで読めるようになります。これまでも、スマホとかでは読めましたがPCだと画面が大きくて読みやすいのです。

そこでビジ英のテキストをKindle版で買ってみてはいかがでしょうか、という提案です。

なぜならKindle本なら、なんと333円だからです! 紙の本よりかなりお得です。

Kindle本の欠点は紙の本と違って、書き込みができないということですが、少し眺めるくらいの使い方ならば、Kindle本で十分だし、本の置き場にも困りません。

私もアメリカに来て以来、Kindle本のテキストを使っていますが、まあなんとかなっています。


2月号のテキストからいかがでしょう。

NHKラジオ 実践ビジネス英語 2015年 2月号 [Kindle版]


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ワインコーナーに日本酒が。rice wineってか。

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