の最近のブログ記事

一足早く、GWの旅行に福岡に行ってきました。

福岡空港から地下鉄で裁判所に直行し、審理を軽く傍聴した後、舞鶴公園(福岡城址)を見学して、博多一幸舎 大名本家でまずはラーメンを。六本松へと歩き、教養校舎跡地と、かつて住んでいたあたりを散策(当時の下宿はアパートか何かに建て替わっていて見つからず)。護国神社から、大濠公園経由で再び裁判所に行き、新件を傍聴。地下鉄で箱崎へ向かい、今はもう使われていない大学校舎を見学。かつての学生生活に思いを寄せつつ、筥松の住んでいたアパートがまだ残っていたことに感動。

中州のゲストハウスにチェックインし、おすすめのもつ鍋屋を教えてもらい、楽天地 天神本店で一人もつ鍋。その後、日本銀行前の屋台バーえびちゃんで軽く飲んで、隣のあやちゃんでうどんを。博多の人はラーメンよりも、うどんをよく食べるそうです。

あやちゃんでは、地元の方に餃子の天ぷらをおごっていただきました。うどんなどに入れるそうです。明朗会計でおすすめです。

翌日は、リゾート列車 ゆふいんの森号で大分県の由布院へ。車内でゆふいんの森弁当。

ゆふいんの森号は韓国、中国からの観光客でにぎわっていました。隣の席には、一見して鉄道マニアとわかるアジアの若者がいたので英語で軽く会話をしてみました。香港の近くの町から来たというので、深センなら行ったことがあると言いたかったのですが、深センの英語読み(Shenzhen)がわからず、やや手間取りました。この中国人の若者が英語を話せるということに少しばかり驚きました。
 
事前に、特急「ゆふいんの森」殺意の女 という小説を読んで予習しておきました。由布院では、この小説に出てきた天井桟敷という喫茶店にも行きました。予想とは違う格式の高いカフェでしたが、とてもくつろげました。観光案内所で聞いた共同浴場(200円)にも入りました。

由布院の5時間の滞在の後、福岡にとんぼ返りし、夜は華味鳥 西通り店で一人水炊き。大変おいしかったです。

その夜、ゲストハウスで広島から来た若者に当世ゲストハウス事情を教えてもらいました。ゲストハウスとはドミトリー形式だと3000円ほどで泊まれる安宿のことですが、ユースホステルとかバックパッカーズハウスなどと同じようなもので、外国人旅行者に多く利用されているということです。全国にあるようなのでまた利用してみたいです。今回泊まってみて、何の問題もないなと思いました。

三日目は、西鉄の特急で柳川へ行き、川下りの後、民芸茶屋六騎で鰻のせいろ蒸しを食べました。今回の旅行での一番はこの川下りです。ぜひおすすめしたいです。

西鉄特急で大宰府へと戻ります。名物梅ヶ枝餅を頬張りながら参道を歩きます。4歳まで福岡市に住んでいて、大宰府にも来たことがあるらしいのですが、記憶にはありません。しかし、梅ヶ枝餅の味は覚えています。

太宰府天満宮で英語上達を祈願した後、隣接する九州国立博物館へ。ここは福岡という土地柄、アジアとの交流を重視した展示となっており、常設展示の太古から近代までの展示を満喫しました。

西鉄で福岡へと戻り、博多純情らーめんshinshin天神本店で博多グルメを〆ました。ここのラーメンは初日の一幸舎よりも好みでした。地下鉄で空港へ行き、帰京。


今回の旅行は、天候にも恵まれ、大変充実していたといえるでしょう。福岡には観光ポイントはあまりありませんが、福岡を起点として周辺に行くとか、後はグルメを楽しむのだろうと思います。


P_20170428_150534.jpg
一泊二日で徳島を旅行してきました。

人生3度目の訪問ですが、今回は鳴門の渦潮、徳島ラーメン(東大、いのたにの二店)、阿波踊り会館、眉山、夕食は阿波雄鳥、徳島地方裁判所、徳島中央公園(城跡)、徳島城博物館、大塚国際美術館という流れ。

徳島ラーメンは初でしたが、こんな名物があったのですね。豚骨醤油味で、生卵をトッピングするのが特徴でした。

阿波踊り会館では、40分間の生阿波踊りショーの中で実際に踊ることもできました。

大塚国際美術館は鳴門の渦潮の近くにあり、日本一高い入場料(3000円以上)でしたが、世界の名画のレプリカが陶板に描かれています。大塚製薬グループが作った美術館です。

一泊二日でしたがリフレッシュできるものですね。

P_20170328_110050-EFFECTS.jpg

米国赴任150週目が終了。

今週はサンフランシスコ ベイエリアは雨が続きました。

昨年は雨が降らず、カルフォルニアの人は水不足に悩まされ、芝生へのスクリンプラーの使用が制限されたため、芝生が枯れました。Brown is new normal.  雨期に入り、雨が降り始め、リザバーの水位も上がってきました。そんな雨期も終了し、これからはまた自転車の季節だと思っていたところ、雨の日々がまた続いています。

とくに昨週末は大雨となり、職場の同僚の家では、隣家との間の塀が崩れ、アムトラックは脱線し川に車両が突っ込むという事故がカルフォルニアで起き、なんやかんやと慌ただしいなか、ナパバレーのセントヘレナに行ってきました。

そこのホテルで、なんと、チップを入れる封筒をみつけました。以前、ビニエットで出てきた、顧客に不評だったというあの封筒です。写真はこれです。


この封筒にチップを入れておきましたが、翌日そのチップは入ったままでした。2ドル入れましたが、少なかった、ということだったのでしょうか。

このホテルでは夕方、ワインとスナックが振舞われるのですが、そこで元Navyの夫婦と会話しました。アムトラックのダイニングカーで鍛えたソーシャライジング力です。私がNapa Soupという女性に人気の石鹸を話題にしようとしたところ、soupが通じない。。。 salt? と聞かれたりしました。語尾の p をはっきりと発音することが必要のようです。

3/13から Daylight Saving Time という名の夏時間がアメリカでは始まります。冬は終わり、さわやかな夏がやってきます。 
米国赴任149週目が終了。

ニューオーリンズです。ここに3泊しましたが、もう2ヶ月も前のことで、記憶も不確かになりましたので、思いつくままにまとめて報告。

フレンチクオーターという旧市街地区の中央に、ジャクソンスクエアという公園があり、そのそばに教会やら博物館があり、まずはそこを回りました。


そのあと、近くの Cafe Du Monde という有名なカフェがあります。100人以上は並んでいて断念。ここは穴の開いていないドーナツ(ベニエ)と、カフェオレが有名です。翌日の夜11時頃に来たら入れました。穴なしドーナツに粉砂糖がたっぷりとかかった代物で、甘甘でした。


Cafe Du Monde のそばに、New Orleans Jazz National Historic Park という、国立公園を管理するNational Park Service所属の施設があり、Jazzの演奏会をやっていたのでふらりと入り、聞きました。Jazzゆかりの場所を訪れるツアーなどもやっていました。Jazzが公園と同列になっているのが印象的でした。


このあと、CBDという新市街地区にある Mother's という有名なレストランでガンボを食べました。ここも長い列ができていました。

再びフレンチクオーターに戻り、もう一つ博物館を見ましたが、ここはニューオリンズのカーニバルであるマルディグラをテーマにしたものでした。また、ハリケーンカトリーナをテーマした展示もありました。

フレンチクオーターに隣接するフレンチメンストリートにはジャズバーが数多くあり、2日間とも夕方から夜までここにいました。トラディショナルではなく、現代的なジャズが多く、ニューオーリンズではここにジャズを聴きに来るべきです。VASO, Blue Nile, The Spotted Cat (The Spotted Cat には2日連続で訪問)という所で聞きましたが、雰囲気からいっても The Spotted Cat が良かった。


次の日の午前は第二次世界大戦博物館に行き、ここはスケールの大きい博物館でした。当時の戦闘機や爆撃機が多数展示されており、潜水艦のアトラクションや、映画などもあります。The Road to Tokyoという名の日本との戦いをテーマにした特別展示もありました。一度行っておくべきでしょう。

この博物館には、元軍人へのインタビュー映像がデータベース化されており、自由に見ることができました。ドイツの町に爆弾を落とした元軍人は多くの市民の上に爆弾を投下することに対し、何の良心の呵責も感じなかったといいます。その町では兵器を作っていて、やらなければやられる、早く戦争を終わらせることが大事なのだと。


その後はFood Tourに参加です。フレンチクオーターを歩きながら、ガンボ料理やケイジャン料理レストランや、カフェで穴なしドーナツ(ベニエ)とカフェオレを食べたりしました。ベニエはCafe Du Mondeと同じ味でした。ま、結局穴なしドーナツですから。


フレンチクオーターの通りにはジャズを演奏しているグループがあちこちにいて、どこかしこから音楽が聞こえてきます。ニューオーリンズは音楽の街でした。

最後の日は空港までバスで行き、飛行機で一気にカリフォルニアまで戻りました。
このバスで気づいたことは、乗客が運転手に対して、Thank you, Sir. と言ったことです。丁寧ですね。

以上、「Amtrak Sunset Limited号で行くテキサス、ニューオーリンズの旅(12日間)」におつきあいくださり、ありがとうございました。 
米国赴任148週目が終了。

2016年1月1日の朝です。朝5時に起きて、Uberでサンアントニオ駅まで行きます。

今日はニューオーリンズまでの移動日です。ニューオーリンズが最終目的地ですが、今日で9日目となり、これまでの旅ですでに、おなかいっぱいの状態です。

3日前にここサンアントニオに夜明け前に着きました。次の列車が3日後に来るので、ちょうど3日間、72時間をサンアントニオとオースティン近郊で過ごしたことになります。LAとニューオーリンズを結ぶ Sunset Limited 号は週3便の運行なのです。

駅の待合室ではたくさんの人が列車を待っていました。列車の到着はまた遅れているようです。

スマホで待合室の様子を写真におさめていると、セキュリティの人が寄ってきて、オマエハナニヲシテイルンダ、とすごまれました。

写真は禁止ということですぐにデータを削除するよう言われました。素直にしたがったところ、ゴミ箱からも削除するにように言われました。

スマホのゴミ箱からの削除方法がわからないと言うと、これはiPhoneだな、じゃあ、ああやって、こうやれ、と指示がきました。無事削除できました。

その後しばらくして、オマエチョットコイと、待合室の外に連れて行かされました。完全に目を付けられています。駅での一切の写真撮影はセキュリティの観点から禁止されている、ホームでの列車の撮影も禁止である、特に、車体から下の車輪の部分は撮影は禁止であると、念を押されました。オマエのスマホがハックされて写真が流失する危険がある、と。

うむ、確かに鉄道は重要インフラの一つではあるが。。

Amtrakのセキュリティって厳しいっすね。Amtrak、結構乗りましたが、こんなことは初めてです。

ホームで列車の写真を撮るのは誰でもやっているではないかと、ロジカルに反論してみましたが、これに対してはごまかされました。一矢を報いました。

それにしてもすんごい怖いセキュリティだった。

Sunset Limited号に乗り込み、昼頃にヒューストンを通過。


夕食はダイニングカーでステーキをいただきました。同じテーブルには、ヒューストンに住む息子夫婦を訪問したあと、ニューオーリンズに戻る途中の夫婦と一緒になりました。日本人の嫁が作ったおせち料理をヒューストンでいただいたそうで、おせち料理に込められた言い伝えなどの話に花を咲かせました。


サンアントニオ駅でセキュリティに問い詰められた時とは違って、ほのぼのとした時間です。

いつの食事か忘れましたが、今回、Amtrakのダインニングカーで食べていたときに、フォークとナイフがないことがあり、そのときにサーバーが 「Silverwareを持ってくる」という言い方をしました。同じことがこのあと、ニューオーリンズでも起きたのですが、レストランではフォークとナイフという言い方はせずに、Silverwareと呼ぶとスマートなようです。

さて、夜9時頃に、ルイジアナ州のニューオーリンズに着きました。今日は13時間ほど列車に乗ったのかな。

早速、Uberでホテルへ。Uber、使いこなしています。

ニューオーリンズではちゃんとしたブティックホテルに3泊します。フレンチクォーターそばのホテルに着いた後、さっそくバーボンストリートへ音楽を聴きに行きます。ニューオーリンズの夜は長いのです。

フレンチクォーターは、ニューオーリンズの旧市街地区で、長方形をしています。その中でバーボンストリートは中心的な通りらしいです。この通りにいろいろなジャズバーがあるということなので行ってみました。

夜のバーボンストリートはカオスでした。ジャズバーは見当たらず、現在音楽のライブハウスばかり。警官も多数出動していて警備しています。治安は悪いようです。


そんな中、Fritzel's European Jazz Pubという店を見つけることができました。

狭い店内に、ぎゅうぎゅうに押し込められて座り、チャージはなく、何か飲み物を頼む形式となっています。典型的なニューオーリンズジャズが演奏されています。客は皆、観光客です。ニューオーリンズにお越しの際はぜひ。

http://www.fritzelsjazz.net/ 音が鳴るので注意

つづく
米国赴任147週目が終了。

一ヶ月以上前の話なので、だんだんと記憶が薄れてきました。

旅行8日目。
今日はまだ、2015年12月31日。
大晦日はサンアントニオ(テキサス)で迎えました。

サンアントニオの名物には、昨晩歩いたリバーウォークと、もう一つ、アラモの砦があげられます。

テキサスがまだメキシコ領だったとき、メキシコからの独立をもくろんだ勢力とメキシコ軍との戦いが起き、アラモ伝道所と呼ばれる要塞での13日間にわたる攻防の末、メキシコ軍が勝ったというお話です。へえそんな歴史があったのですね。

近くの映画館でアラモの映画を見て予習した後、徒歩でアラモの砦へ。今は博物館となっており、観光客であふれています。入場料は無料となっています。こんなに観光客が多いのに?

テキサスの歴史を学んだ後は、サンアントニオのタワー、Tower of the Americasに登ります。高い所が好きなので。。Skies Over Texasっていうライドが3Dで良かったです。

さらには、リバーウォークのゴンドラに乗りました。昼間よりは夜のほうがやはり良かったかも、しれません。
https://goo.gl/photos/MPxbiQjU9VPC2ddEA 動画。大きな音がなるので注意。

サンアントニオの大晦日の夜は、バンドのライブ、移動遊園地、露店からなるイベントが市中心部で行われており、寒空の中、ライブを聞いていました。9時過ぎにはあまりの寒さに 耐えられず、Uber でホテルへ戻りました。新年の瞬間はそれは盛大にお祝いされていたのでしょうが、私はモーテル6のベッドの中。。。

つづく 

米国赴任146週目が終了。 


オースティンの朝。6th Street の ホテル、Extended Stay America から徒歩でテキサス州会議事堂(Texas State Capitol)へ。ここはオースティンのメインの観光スポット。無料で2つの議会の会議場などの見学が可能。 


https://goo.gl/photos/VgfLa5UNA8WvDYLZA


同じ敷地にある旅行案内所で今日の予定を立てる。今日はサンアントニオに夜までに戻るのだが、途中でどこか寄るべきところがあるかを聞いたところ、私が昨日回った所は正解だったようで、見るべき所は見ていることが判明。 


そこで、サンアントニオと方向がずれるが、リンドンBジョンソン国立歴史公園と、フレデリックスバーグ(Fredericksburg)を薦められた。ということでレッツゴー。 


リンドンBジョンソンは第36代アメリカ合衆国大統領で、JFK暗殺により大統領に昇格。リンドンはテキサスの牧場を購入し、大統領在任時もしばしばその牧場で過ごした。今はその牧場などが National Park Service 管理の元、国立歴史公園として一般開放されている。 


オースティンから西へ車で1,2時間で牧場着。広大なテキサスの牧場。テキサスホワイトハウスと呼ばれるリンドンが執務をした家や、シークレットサービスの駐在小屋、大統領専用機的な飛行機などが展示されていた。 


https://goo.gl/photos/HgTv2pSMLAcfyQV16

https://goo.gl/photos/141bDtN3zdeHL6za8

https://goo.gl/photos/VqiUkBbC3tVqvLjd9


オースティンにある湖、Lady Bird Lake の名前の由来となった Lady Bird Johnson はリンドンのファーストレディーだ。 


さらに西へ1時間くらいドライブ。この辺りは Hill Country と呼ばれ、ワイナリーが点在している。サンフランシスコに対するナパのような存在。 


フレデリックスバーグ着。ドイツ移民の小さな町で、オースティンの人の週末のディスティネーションとなっている模様。 


フレデリックスバーグの観光案内所に入り、2時間しかないことを伝えると、メインストリートの散策を提案されたため素直にしたがう。カフェ、教会、ドイツ料理店、アートの店(多い)、アイススケート場、珍味(瓶入りのすごく美味しい何かを試食)、アーミッシュ家具の店などを散策。ワインテイスティングがまたしても無料。 


https://goo.gl/photos/3CZunhj2s8vaqn8E7

https://goo.gl/photos/UKNYn6asta2TDwxs5

https://goo.gl/photos/TicenLaGNCib4dgN8


第二次世界大戦博物館も有名みたいだが、時間もないのでギフトショップをひやかすのみとした。 


https://goo.gl/photos/8wnGCNZww2APcy7J8


サンアントニオに向けて2時間くらいドライブ。サンアントニオ空港でレンタカーを返却後、バスでサンアントニオ中心部へ戻る。またまたモーテル6にチェックインしたが、ここにはランドリーがないことが判明。がーんである。自分で洗濯か。。 


Yelp お勧めの近くのレストランでDinner後、バスでサンアントニオ中心部へ。すでに夜で勝手がわからないが、リバーウォークを散策。 


リバーウォークはすごい観光地だ。道路より低い位置にある運河沿いにレストランが並び、多くの観光客が食事を楽しんだり、運河沿いの道を歩いている。光り輝くイルミネーションでかざられた運河にはたくさんのゴンドラが観光客をのせて周遊している。乗ってみたいと思ったがゴンドラ乗り場には長蛇の列。ゴンドラは明日にしよう。。 


https://goo.gl/photos/yTa4Te1wA2vpXrcY6

https://goo.gl/photos/d5ZgaWJ3kkt9zhJf9


サンアントニオも音楽の街なので、音楽を聴けるところを探し、なんとかライブハウスを発見。2人のピアノ奏者が弾いて歌うご機嫌な店でしばし過ごした後、Uberでホテルへ戻る。 


https://goo.gl/photos/zu6wjv4tFYraebU89


以上、だ、である調でお送りしました。 


つづく 


今回のビニエットの (5) でマクミランが言うには、イギリスでは賃金を法的最低レベルに引き上げるためにチップを充てることは禁じられている、ということでした。 


アメリカでは、サーバは賃金が低いからチップをあげないといけない、と言われています。 


私のオフィスの掲示板に、労働基準の法令に関する張り紙があり、興味深いことが書かれてありました。 


一つ、Federal minimum wage は $7.25/hour。 

一つ、従業員がチップを受け取るなら、$2.13/hourでよい。 

一つ、チップを合わせても最低賃金額に達しない場合は、その差額を雇用者は従業員に支払わなければならない。 


ななんと、チップの額が少なくても、従業員は最低賃金額が保障されているわけです。こりはいったい。。。賃金が少ないからチップをあげないといけないわけでは、ない。。? 


それにしてもサーバに有利な仕組みですね。サービスが悪かったらチップを下げればよいですが、料理の味が悪くても料理に対して支払う額を下げるわけにはいきません。 


私としては料理の出来に応じて、料金を変動させる仕組みがあったほうが、料理人にも公平だと思いますが。。fairness を重んじるアメリカなのに。。味は好みがあるので判定は難しいかもしれませんが。 


サービスの質より料理の質のほうが重要だと思ってしまうのは私が男だからでしょうか。 



米国赴任145週目が終了。 


エルパソから11時間、12月28日の朝5時前にテキサス州サントニオに着きました。昨夜はコーチクラスの隣の席にも乗客がいたので、横になれずに寝にくかったです。11時間列車に乗っても同じ州内。テキサスは日本より大きいんだと思います。 


今日はレンタカーでオースティンまで行きます。まずはレンタカーを借りにサンアントニオ空港までバスで1時間。まだ夜明け前で真っ暗ですが、Google Maps のルート検索機能のおかげで、地元のバスにも乗れます。 


空港で借りた車が Mazda3 ってやつで加速が良かったです。 


サンアントニオからオースティンは車で北へ1時間ほどですが、途中で寄る所を事前にネットで調べておきました。まずは Natural Bridge Caverns へ。Cavern とは大きな洞窟ですね。エルパソでは大雪のため、カールスバットの国立洞窟公園に行けなかったので、ちょうど良かったです。普通の鍾乳洞でしたが。 

http://bit.ly/1nGMRwa

https://goo.gl/photos/89xcBHPGtetAQnF58


次に、Grueneというドイツ移民の村へ。歴史地区として保存されており、無料のワインテイスティングもあります。ドイツ移民の村のためか、ワインも甘いやつが名物。 

http://www.gruenetexas.com/

https://goo.gl/photos/7BdN5MHXHx86AiCq5


さらに、サンマルコスって町のテキサス州立大学にある Glass-bottom Boat Tour に参加。ここには湧き水が作る源流があります。ガイドさんがriver head と何度も言うので、その場で辞書で調べて、源流という意味だと知りました。ボートの底がガラスになっており、川底にある草や動物(魚や亀)を観察するというものでした。 

https://www.youtube.com/watch?v=W38TSF647S0

https://goo.gl/photos/XuAXBZQ3zzeBKyT66


いよいよオースティンに着き、まずは Whole Foods Market のオリジナル店舗に寄りました。Whole Foods Market はカリフォルニアにもありますが、オーガニック食品を売る少し品のあるスーパーというイメージがあります。この1号店は店内で飲食できる施設も整っていました。 

http://www.wholefoodsmarket.com/

https://goo.gl/photos/jiC9kqwMSf462g357


ホテルにチェックインした後、予約してある電気自転車によるフードツアーへ。参加者は私一人でプライベートツアー状態。 

http://rocketelectrics.com/rentals-tours


Lady Bird Lake という貯水池の遊歩道を電気自転車で走り、オースティンの市街地へ。この湖は オースティン近郊出身のLady Bird Johonsonというファーストレディーがおこなった湖の自然保護活動にちなんで名付けられたようです。 

https://goo.gl/photos/4u3KhCbzeoLSwBMX7


オースティンについては何も知りませんでしたが、ツアーガイドによると、ここはテキサス州の州都で、テキサスの他の都市に比べてダウンタウンに住む人が多い街(サンフランシスコやマンハッタンのような感じ)であると。IT企業も多くあるということです。確かにGoogle  Fiberって車が走っていました。 


オースティン中心部の4つのレストランを回りましたが、どこもおしゃれでテキサスとは思えない。 

https://goo.gl/photos/M3dAAoWNia5KXPcG6


オースティンの東側は、かつてはメキシコ系住民のみが住む "segregate" された地域だったようですが、最近は再開発されて、おされレストランもできてきたそうです。 


gentirification なんて、ビジ英で覚えた単語も飛び出しましたよ(ガイドさんから)。 


そんな東側地区のおされレストランで、一般にこのようなレストランは何と呼ばれるのかと聞いたところ、American Bistro という答え。Bistroとはフランス料理のレストランのことかと思っていたので聞いてみると、BIstroとは近所の人が来るレストランであるということです。 


私の自宅近くに Italian Amrican Bistroという店があり、これはイタリアン、アメリカン、フレンチの融合かと思っていましたが、少なくともフレンチではないことがわかりました。 

https://goo.gl/photos/i9NQCrH8Jj3buzc4A


6th street (ガイド曰く、Dirty Sixth) にある地元民しか行かないという Dive Bar で食べたハンバーガーも美味しかった。 

https://goo.gl/photos/mtNFWbbNUa7FbJmb6


4時間に渡るツアーの最後は、イタリアで修行したジェラート職人の店で、ジェラートとともに、アマロという食後酒で締めました。 

https://goo.gl/photos/9owMXV3BiV1ZewBb7


夜はまだ終わりません。音楽の街オースティンではライブを見なくては、ということで、ツアーガイドに教えてもらったお勧めライブハウスを2件回りました。オースティン中心部の6th Streetではなく南方面でした。ロックというのか何というのかわかりませんが、オースティン音楽を堪能し、長い一日を終えました。 

https://goo.gl/photos/bT4DQDTAW7g5q8wVA

https://goo.gl/photos/b1RmyHXb6tpzjnSw6


今回の旅の中で、この日がもっとも盛りだくさんな日でした。 



つづく 


米国赴任144週目が終了。


大雪の翌日は朝6時から、近くの Cafeで Menudo (メキシコ風モツ煮込み) をいただき、ホワイトサンズへ出発です。今日は晴れました。

Menudo (日本のモツ煮込みのほうが美味しい)
https://goo.gl/photos/Pb1b4tqZiP2jcHe99

エルパソからホワイトサンズまでは、車で2時間くらい北上します。

途中、テキサス州からニューメキシコ州に入ります。

もう、そろそろホワイトサンズに着くという頃、トラブル発生です。

検問所で止められ、おまえはアメリカ市民か、と聞かれたので、ノーと答えると、じゃあビザを出せといわれます。

ビザが張られたパスポートは家においてきたので、カリフォルニア州の運転免許証を差し出します。

ちょっと待ってろ、と言われ、待つこと数分。何かを調べている模様で、戻ってきて言われたことは、オマエは常にビザを携帯しなければならない、そうでないと逮捕しなければならないが、今日の所は許してやる、とのことで無罪放免。

私はアメリカの運転免許証を取得して以来、パスポートの携帯をしていませんが、それではダメだったようです。

後日判明したところでは、ホワイトサンズにほど近いこの検問所のことは、日本人のホワイトサンズへの旅行ブログでも報告されており、どうやら国境警備のようです。メキシコからの不法入国を阻止する目的なのでしょうか。

皆さんが日本から来られる場合は、パスポートを持っているわけですが、アメリカ在住の日本人の場合、パスポートは普段は携帯しないので、私のようなことになります。日頃から、パスポートとビザのコピーを財布に入れておくのがリスク管理上有効かと思います。

さて、ホワイトサンズは石こう(gypsum)でできた白い砂丘でした。道路も白く、辺り一面が白くなっています。子供たちがそりで砂すべりを楽しんでいます。

ホワイトサンズ
https://goo.gl/photos/kxsU4HxApdLtKasw7

ホワイトサンズの後、ホワイトサンズ ミサイル博物館に寄りました。ホワイトサンズには米軍のミサイル発射場があるのです。ミサイル発射実験の際は、ホワイトサンズの公園が閉鎖になります。

ずっと以前に、スペースキャンプという映画を見たことがあります。子供たちだけが乗ったスペースシャトルが偶発的に発射されてしまい、最終的にはここホワイトサンズ基地に緊急着陸するというお話でした。それ以来、ホワイトサンズという地名は頭の片隅に残っていました。

博物館の展示によると、実際にスペースシャトルが一度、この基地に着陸したようです。

また、アメリカは戦後押収したドイツ軍のV2ロケットを研究し、ロケット技術を発展さたそうです。ゼロ戦もアメリカに分析され、アメリカの航空機産業に寄与したのでしょうか。

この博物館にはミサイルパークと呼ばれる野外ミサイル展示場もありました。そこで、長崎に落とされた原爆であるファットマンらしきものを見つけました。

後日調べたところ、1945年7月に、トリニティ実験と呼ばれる、アメリカ初の原子爆弾の爆発実験が、ここホワイトサンズで行われたのです。そして翌月の8月9日に同じタイプの爆弾「ファットマン」が長崎に落とされたわけです。長崎で原爆教育を受けた私の胸中はいかに。。

ファットマン in ミサイルパーク
https://goo.gl/photos/bPnJKxSAijXukHQm9

エルパソに戻り、景色のよいドライブコースであるシニックドライブに再び行ってみましたが、雪のため、まだ通行止めでした。ここからはメキシコ側の街も臨める、いい景色らしいのですが、残念です。すべて雪のせいだ。

空港でレンタカーを返し、再び Uber で Amtrak駅へ移動、おされなタパスレストランで遅い昼食をとり、午後3時過ぎの Sunset Limited号に乗り込みました。

エルパソでの48時間の滞在はこれでおわり。メキシカンな街、そしてホワイトサンズの白い砂をあとに、Sunset Limited号は次の下車地、テキサス州のサンアントニオに向けて出発です。


トラベル英会話です。

Amtrak に乗るときの会話


車掌 where are you going?

私 San Antonio.

車掌 by yourself?

私 by myself.



昨日のUber運転手との別れのあいさつ


私 Happy new year.

運転手 Likewise.



つづく
米国赴任143週目が終了。


午後3時にエルパソ、テキサス(El Paso, TX)で途中下車しました。LA から17時間。

ここで2泊します。なぜなら次のSunset Limited 号は2日後に来るからです。毎日運行ではなく、週3便運行なのです。

エルパソでの目的は2つあり、明日はカールスバット洞窟群国立公園(Carlsbad Caverns National Park)、明後日はホワイトサンズ国定記念物 (White Sands National Monument)の見学です。

Cave は小さな洞窟、Cavern は大きな洞窟です。

まずはレンタカーですが、Amtrak駅の周辺にはレンタカー屋がないため、エルパソ空港まで Uber で移動します。

Uber の運転手との会話の中で「今日はサン ボールをやっているから」うんぬん、というくだりがありました。

ああ、これは Sand Ball の d の脱落だな、と。砂漠地帯だけに、砂のボールという、アメフトのゲームだなと。

夜にテレビで知りましたが、これは Sun Ball でした。母音って難しいですね。

お得意のモーテル6 へチェックイン。部屋に入ると、何かかび臭い。。。Thanksgiving の時に泊まったモーテル6 はリニューアルされていて、快適だったのですが、ここはリニューアル前でした。。

気を取り直し、Uber 運転手お勧めメキシカンレストランで夕食をとりましたが、外はすごい雪が降っていました。

翌朝、外に出てみると 20 センチは積雪があり、さらに降雪が続いています。カールスバット洞窟群国立公園に通じるフリーウェイの一部が通行止めになっており、国立公園自体も今日はクローズとなったため、今日は予定を変更し、エルパソ市内観光にしました。

エルパソの大雪は珍しい

エルパソはメキシコとの国境の町で歩いてメキシコ側の街に行けるそうです。危なそうなので行きませんでしたが。エルパソ自体は50万人は人口がいる大きな街でした。

エルパソ市内も雪景色

しかし、そもそもエルパソはこんなに雪は降らない地域のようで、市内は機能を停止しており、観光どころではありませんでした。店は閉まっており、博物館もクローズ。歩道も雪がシャーベット状になっており、歩けたものではありません。

シニックドライブという景色のよいドライブコースにも行ってみましたが、通行止めでした。

仕方がないので、モールの映画館で Star Wars: The Force Awakens を LA に続いて再度鑑賞しました。

夜は、Uber 運転手お勧めした別のメキシカンレストランで夕食をとりました。

メキシカンステーキ 付け合わせの長ネギがユニーク

明日こそはホワイトサンズです。


つづく


■NHK実践ビジネス英語(徹底復習)faceboo部 での話題をメルマガでも共有します。

◇Generation Z Rising (5) で、They're more aware than baby boomers were that money doesn't grow on trees. (金になる木はないことを、ベビーブーマーよりもわかっているのです。)について、wereはなんなのか問題です。

この than の後ろは主語と動詞で baby boomers were がきているわけです。

場合によっては主語以外は省略される場合もあります。

Generation Z Rising (4) で、And the members of Generation Z spend way more time in the virtual world than previous generations.(それに、Z世代の人たちは、それまでの世代よりもはるかに多くの時間をバーチャルな世界で過ごしています。)とあり、こちらは than の後の動詞(do または didi ?)が省略されているわけです。

どのような場合に than の後ろの動詞が省略されるのか、その理由の結論は出ていません。

おわかりの方がいらっしゃれば、ご教示いただければ幸いです。 

月別 アーカイブ

ウェブページ

Powered by Movable Type 4.1

このアーカイブについて

このページには、過去に書かれたブログ記事のうちカテゴリに属しているものが含まれています。

前のカテゴリは11:読書です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。