米国赴任110週目が終了。
先週に引き続きアメリカの長距離鉄道Amtrakの話です。
Amtrakには食堂車があり、朝昼晩とフルメニューがサービスされます。食堂車が夢だった私は大満足。
Amtrakの食堂車ではcommunity seatingと呼ばれる方式を取っており、4人テーブルに4人ずつ相席になるように席が指定されます。
つまり、ひとりで旅行していても、見知らぬ他の3人と相席になるわけです。
日本だと気まずい沈黙が続きそうなところですが、さすがアメリカです。その場限りの人たちと楽しく会話をするのです。
私にとっては英会話のよい練習の場ともいえます。昔何度か行った英会話喫茶を思い出します。さあ、話しなさい、という状況が設定されているのですから。
あるランチの時は、私、夫婦連れ、そして別の男性という4人テーブルでした。その夫婦がソルトレークシティの話をするのですが、モーメン、モーメンというのです。
ははーん、moment の t が脱落しているのだなと思いましたが、momentでは話が合いません。
そう、mormon モルモン教のことだったのです。ソルトレークシティはモルモン教の街、そこのモルモン教の合唱隊が素晴らしく、テレビ中継もされるみたいなことを言っていました。
mormonという言葉を英語で聞いたのは初めてだったので、聞き取れなくてもしょうがないですよね。。
mormonの発音はこちら。
momentの発音はこちら。
最後のtを脱落させると、mormonに似ています。