NHKラジオ 実践ビジネス英語 2012/10/25 Lesson 14 Social Media Guidelines (5) ★特別企画:記憶術 その一★三木谷さんの英語力

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1.身の回りのこと


10月31日に東京大学で行われた無料イベント「アプリから変える次世代教育〜最強語学習得術&アプリ紹介」に参加しました。4時間にもわたるイベントで,

思った以上に興味深いものでした。東大の学生が主催でした。100人ほどの参加者で学生が多かったです。


http://www.facebook.com/events/121751371312097/


講師は、元ハーバード大学日本語専任講師 優秀指導証書を受賞した羽根拓也先生と、元マイクロソフト チーフアーキテクトの中島聡さんです。中島さんはLife is beautifulというブログでも有名です。


羽根先生はアクティブラーニングを提唱されている方で、大学や企業で導入されているそうです。まず語学習得の原理としてMemorization(記憶力向上)とManagement(持続管理)の二つがあることを学びました。


「開脳」という言葉があり(これはおそらく羽根先生の造語)、脳が開いている状態では記憶力が上がります。神経伝達物質がたくさんと出ます。どういうときに「開脳」するか。それは、能動的、主体的になっているときです。


例が二つあり、一つは「ドライバーズ効果」。これは運転者は道を覚えるのに、助手席の人は道を覚えないという現象です。運転手は能動的だからです。


もう一つは「教育のジレンマ」。先生と生徒では先生は能動的になっているので開脳しますが、生徒は受け身なので開脳しません。皮肉な現象です。


能動的、主体的になるためには「アウトプット」を前提に学べば良いのです。「アウトプット前提だと開脳する」のです。


また、一度アウトプットすると、自分に足りない部分がわかります。そして、また学べるのです。


羽根先生はアメリカの大学で日本語講師をしていましたが、大学の外国語の講義は毎日あるそうです。また週に2日はアウトプットのみの講義で、ドリルティーチャーという専門の先生が担当するとのこと。この結果、アメリカの(ハーバードだけかも)大学では、授業のみで外国語がマスターできてしまうのだそうです。日本の大学での第2外国語の講義では文献を読んだりしてましたから、すごく違うと言わざるをえません。



まずは、ここまでです。アウトプットとして割と簡単にできるのは、あとで人に報告するとか、ブログで書くとか、などでしょうか。


皆さんもアウトプットの重要性は経験的にわかっていると思います。あとで報告書を書く必要のある場合は会議も必死になって聞きますよね。そうじゃない場合は適当に聞いてしまうということがあります。書評を書く前提での読書の質の高さといったらありません。


講演などでも周りの人と議論するグループワークなどを取り入れて、聴講者を主体的にさせるなどの工夫はよく見かけます。



まとめです。何かを学ぶときは、アウトプットを前提にすると良いのです。


英語学習にこの考えを取り入れることができないか、考えてみましょう。



アウトプット完了!


準備中の羽根先生

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2. 英語に関するあれこれ


楽天koboに新製品が発表されました。何かと話題の楽天ですが、三木谷社長の英語を聞いてみましょう。facebookのザッカーバーグもあるよ。


ザッカーバーグ氏、スポルスキー氏、三木谷氏ら豪華講師陣によるY Combinator/スタンフォードの「2012 Startups School」開催。動画公開中

http://www.publickey1.jp/blog/12/y_combinator2012_startups_school.html


三木谷社長、すごいじゃないですか!

3.実践ビジネス英語


■NHKラジオ 実践ビジネス英語 2012/10/25 Lesson 14 Social Media Guidelines (5)


■前回の復習です


addictive

Sure thing.

virgin territory

bring someone up to speed on

eat up someone's time

draw up





■意味を考えてみよう。今日取り上げる単語が含まれています


I know openness and candor are important when using social media.


And whatever you do, don't broadcast any work-related grievances you may have via social media.


Airing dirty laundry in public like that reflects badly on you and the company.


Never take on a fake identity.


Be upfront about who you are and who you represent.


Bear in mind that you're not representing H&B in an official capacity.



★candor, 正直さ、率直さ



[mass noun] the quality of being open and honest; frankness:


ex) A man of refreshing candor




★grievance, 苦情、不平


a real or imagined cause for complaint, especially unfair treatment:


ex) A website which enabled staff to air their grievances.



★reflect badly on, ...に悪い印象をもたらす、...の評判を悪くする


[no obj.] reflect well/badly on


bring about a good or bad impression of:


ex) The incident reflects badly on the operating practices of the airlines.



★take on a fake identity, 偽の自分になる、自分を偽る


辞書に載っていないのですが、、、このまま覚えましょう。


しかしこんな使われ方を見つけました。


What causes someone to take on a fake identity on the internet?

http://answers.yahoo.com/question/index?qid=20110110140212AAKIsuU



★be upfront about, ...について率直である


upfront


bold, honest, and frank:


ex) He'd been upfront about his intentions.



★air dirty laundry in public, 内輪の恥をさらす[外に出す]


dirty linenなら英英辞書にも多少載ってますが、dirty laundryは、だめ。

このまま覚えましょう。


Listen-IT

air your dirty laundry (in public)

http://blog.listen-it.com/2009/09/air-your-dirty-laundry-in-public.html


skeleton in the closetも身内の恥、ですね。

http://englishexpression.blog.fc2.com/blog-entry-100.html



"Everyone Has a Little Dirty Laundry"

http://ameblo.jp/affectionate-ahiru/entry-10412726587.html



★capacity, 地位、資格


a specified role or position:


ex) I was engaged in a voluntary capacity.



■その他にも、次も押さえておきたい。


なしです。


■そのほかの気になる表現


なしです。


■もう一度読んでみよう


I know openness and candor are important when using social media.


And whatever you do, don't broadcast any work-related grievances you may have via social media.


Airing dirty laundry in public like that reflects badly on you and the company.


Never take on a fake identity.


Be upfront about who you are and who you represent.


Bear in mind that you're not representing H&B in an official capacity.



■前回の復習の答えです


addictive 中毒になる、習慣性の

Sure thing. もちろん(いいよ)。いいですとも。

virgin territory, 未知の[未開拓の、初めて経験する]領域[分野]

bring someone up to speed on, ...についての(最新)情報を(人)に伝える

eat up someone's time, (人)の時間を食う

draw up, ...を作成する、...を立案する

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このブログ記事について

このページは、Yoshinori Hondaが2012年11月 2日 14:44に書いたブログ記事です。

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