米国赴任122週目が終了。
先週、カナダを10日間旅行してきました。ケベックシティ、モントリオール、トロント、バンクーバーと、東から西へ鉄道で横断しました。それぞれの都市にそれぞれの良さがありましたが、特に素晴らしかったのはトロントからバンクーバーまでの4泊5日のCanadian号による列車旅です。
オンタリオ州の森と湖から始まり、マニトバ州のプレーリーへ、最後はカナディアンロッキーへとダイナミックに変化します。
一方、車内はというとドームカー、ラウンジカー、バー、ダイニングカーを完備しており、フルサービスで提供される食事の素晴らしさはお値段以上かもしれません。
車内ではワインテイスティングや、ブルースのシンガーのショーなどのイベントも行われました。
乗客はカナダ国内(バンクーバー、トロントなど)、アメリカのほか、イギリスからの旅行者が目立ちました。あとはオーストラリアからの交換留学性も。コモンウェルスのつながりを感じました。ケンタッキーからフロリダに引っ越して老後を過ごす夫婦など、時間的に余裕のある年齢層のご夫婦での旅行が主流のようでした。
タブレットやkindle端末を持ち込んでいる人の割合が以外と多かったです。時間がたっぷりあるので本を読むわけです。紙の本の人も見かけましたが。
マニトバ州のウィニペグに4時間停車した際には希望者のみ別料金で参加できるCity Tourに参加しました。アルバータ州、カナディアンロッキーの街、ジャスパーに1時間停車した際には下車して街を散策しました。
VIA Rail Canadaのページに路線図がありますのでごらんください。この地図の赤い路線がトロントからバンクーバーのカナディアン号です。
話は変わり、カナダでは硬貨の最小単位が5セントのため、キャッシュで支払う場合5セント以下は5セント単位に切り上げ(または、切り下げ)られることにもへえっと思いました。
ケベックシティでこれを経験した時にはお釣りをごまかされたのかと思いましたが、バンクーバーでレシートを見ると税金を合わせたトータルが6.79ドルで、rounding 0.01ドルが加算されて合計6.8ドルになってましたのでそういう仕組みかと合点しました。なお、カード払いの場合は1セント単位で請求されます。
このサイトによると、ペニー廃止に伴う措置のようです。
日本でいうと一円玉の流通を廃止するということなので想像がつきません。
次回はカナダの英語をレポートします。