05: 英語学習本の紹介: 2018年12月アーカイブ

I hope you're having a good day.

発音はリスニングに影響するかを考えるこのミニシリーズ、完結編です。

11月22日に中村澄子先生のミニセミナー&サイン会に行きました。『1日1分!TOEIC L&Rテスト 炎の千本ノック!』刊行記念です。

今の時代、TOEIC 800は取っておくこと。転職にも有利。

最近、TOEICが難化したが、ここ半年でもさらに難化している。

リスニングは音読、シャドウイングのみでは時間がかかるし、これらをしなくても900は出せる。やり方があるので塾で教える。

問題の選択肢の先読みは必須。

という感じでセミナーは続きましたが、私が注目したのはQ&Aコーナーでの次の質問。

発音できないとリスニングはよくなりませんか?

どなたか存じませんが、よくぞ、聞いてくれました。

中村先生の答えは、発音とリスニングは関係ない。ただし、昔、音楽をやっていた人には当てはまる。

自分の場合は発音やらなくてもリスニングはできたし、生徒も発音をやらなくて900を取っている、だそうです。

なんと、ここで発音無関係説に一票です。

リスニングではないですが、長文のリーディングについては、文の構造を理解し、スラッシュリーディングにより、大量に読む訓練が必要だそうです。これには私も納得です。

中村先生の新著をセミナー受講のために買ったので、次回のTOEICに向けてやらないといけません。まだ一問しかやってない。。twitterでは通算七週目という人もいました。。年が越えるまでに一周はしたい。。

あ、鬼トレもやらないと。。


では前回の分に今回の中村先生の票を加えます。

音読はリスニングに有効か?

■有効
鬼セミナー(テッド寺倉先生、和泉有香(Joy)先生、天満嗣雄先生)
ビジネス・ブレークスルー大学 竹村和浩先生

■必須ではない
サラリーマン特急 八島晶先生
炎の千本ノック 中村澄子先生

見事、2対2になってしまいました。

ここで私の一票を加えることとしましょう。

私は必須ではない派です。
以前から思っていたことですが、例のインド人の発音です。

アメリカ英語が発音できていないのに、アメリカ英語が聞き取れているのはなぜか。これは発音とリスニングは関係ないことを示しているのではないか、と思うわけです。

ということで、音読はリスニングに有効とは言えないということで今回のミニシリーズ、いったんお開きとさせていただきます。

それにしても、今回受講した4つのセミナーの内、3つがTOEICでした。英検1級のセミナーはなかなか、ないです。TOEIC全盛を実感した次第です。


★that day isn't far off, そういう日は遠くない

That day isn't as far off as you might think.



★preserve of human beings, 人間の領域[領分]

The qualitative leaps that we're seeing in technological development mean that AI devices will soon be able to do all sorts of things we've always assumed were the preserve of human being. (長い。。。)

ちなみにpreserveは、ビン詰めの果物、保護区という意味もあります。

Google 画像検索をすると一発でわかります。


ところで、上の文、主格の関係代名詞thatが省略されているのにお気づきでしょうか。

本来であれば、
The qualitative leaps that we're seeing in technological development mean that AI devices will soon be able to do all sorts of things that we've always assumed were the preserve of human being. 

と、なるべきなのです。

この省略は悩みましたが、連鎖関係使節と呼ばれるようです。we've always assumedは挿入なので、構文上は無関係と一見思えますが、これが挿入されたからこそ、主格のthatが省略されたという、loopholeでした。

詳しくは「連鎖関係使節 関係代名詞 主格 省略」でググってみてください。解説ページが出てきます。

Have a good rest of the day.



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